ヒラメ社員とプロサラリーマン
上司との面談で、君はヒラメ社員と一部で言われている、と言われた。
年度評価のフィードバックでの出来事だ。
ヒラメ社員とは,上司や位の上の人間ばかりをみて、現場をおざなりにする社員のことだそうだ。
上司曰く,管理職たるもの、少なからず会社や上司の顔色を伺いながら立ち回ることが必要な能力であり、特段気にする必要ないよと言う。
驚きだった。
自分自身は、25年近くの社会人生活の中で、どちらかと言えば、反体制というか、できる限り現場に寄り添い、若気の至りという言い訳をカサに、思っていることを率直に意見し、また、現場目線で若い人材とも公私共に付き合ってきた自負があった。
むしろ、そのこと自体の方が、自分がプロのサラリーマンになりきれない最大の要因とも思っていたくらいだ。
客観性の欠如である。
上司は、このまま自分を信じてやり続けて、全く問題ない、という。プロサラリーマンとして。
果たしてそうだろうか?
同レベル(同じくらいの役職)の人間は、少なからず、役職があがったりしている中,私の欠点らしき欠点はこれしかない,と言う。
そのまま鵜呑みにして良いのだろうか?
人生焦る必要なく、見てる人は見てるよ,ってことだったが、実際は本当に見てもらっているのか?
ってなことを、真面目に悩む自分。
結局は、誰かと比較し、会社からの評価に一喜一憂している自分から抜け出せない。
曇天は、まだ晴れないなー