曇天のいつか快晴日記

日々起きるモヤモヤな出来事を感じるままに。

やってみたかったこと。

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先週末、趣味の散歩がてら、朝7時から近所のコメダ珈琲店でモーニングをしてみた。

 

というのも、「やってみたい」「なってみたい」自分にちょっと照らし合わせてトライしてみたのだ。

一人で行きつけのバーで物思いにふける、とか、一人でバイクでも飛ばして(もってないが)海にでも行って、読書でもしてみるなど、そんな男の姿に「かっこいい」とか思ってしまうタイプなのだ。

 

昨今、一人焼肉とか一人カラオケとか流行っているようだが、どちらかといえば、一人でそんなことしている俺ってかっこいい、と思いたい(思われたい)、そんな小さな人間で。

 

で、朝から喫茶店で優雅にコーヒーを飲みながら、新聞や書物を読んで、さらにはスマフォにイヤホンして音楽でも聴く・・ゆっくりと流れる時間を愉しむ大人の男になれるな!これは!と思ってトライしたという次第で。

入店し、早速一人用の席に陣取り、コーヒーとモーニングのトーストをオーダー。そして、まずは新聞だ!と思い、日経新聞を手に取る。毎日日経は家に届くものの、ほとんど読まずに捨てているにもかかわらず、だ。こんなときはインテリに見える日経でしょと思いまして。

あとは、家から持参の小説があるから、これで優に3時間くらいのゆとりのあるかっこいい朝が実現するぞ!なんて思っていた。

 

まもなくトーストとコーヒーが。

 

元来不器用な私は、あまり複数のことを同時にこなすことができない。

新聞読みながら、コーヒー飲みながら、音楽聞きながら、さらにトーストまで同時にこなすのが非常に難しい。

さらに悪いことに、トーストは中の具がパンパンに入っていて、両手で持たないとこぼれてしまう。

8000歩近く歩いた後でおなかもすいている。なので、早く食べたい。

必死にできる限り新聞を開きながら、それを行おうとすると、イヤホンが耳から落ちたり、そうかと思うと、具が落ちて新聞についたてしまったり、コーヒーも微妙にこぼしたりしてしまう始末だった。

 

結果として、日経新聞はもう読めず、店員さんに謝罪。

トーストを即完食したので、気を取り直してコーヒーと小説で雰囲気をリセットしようとしたが、小説は家に忘れてきていた。。もともと新聞のほかにも書物が置いてあったが、この間にほかの客に取られてしまっていた。。

 

あと残るは音楽を聴きながら、コーヒーという手が残っていたが、この時点で残量が10%くらいまでになってしまい、これも断念。。

 

結果として入店後20分でやることがなくなった。

そうなると間が持てない私は、かっこよさの追求<退屈となるので、即会計。

 

近くの席の人たちの誰よりも短時間で、朝飯だけ食べに行った優雅な時間でした。